毎日新聞「地域ニュース面」1月20日朝刊
古き良き昭和時代焦点当てイベント沼津・8商店街来月3日から
沼津市の中心商店街がにぎわいをみせていた「昭和」の時代に焦点を当てたイベントが来月3日から12日まで、同市大手町を中心にJR沼津駅南側に広がる8商店街の各スポットで行われる。懐かしい昭和時代を映画ボスターや駄菓子屋などで振り返りながら商店街の活性化につなげる目的。
テーマは「昭和モダン」。各商店街の店舗が所有するミシンやカメラなどの「お宝」や、商店街の特徴をストリートギャラリーの形で表現する。
映画街として親しまれた上本通り商店街では「昭和モダンのシネマと商店街」のタイトルで、ぬましんストリートギャラリーを会場に、上映当時に配給会社が作ったポスター約75点や上映器機などを展示。ポスターは静岡市の映画館や愛知県安城市の歴史博物館などから借りる。展示は27日まで。期間中に2回、ボスターの入れ替えを行う。
同商店街振興組合の遠藤忠男副理事長は「昭和30年代の街は活気があった。映画館も全盛時代。ポスターを眺め、懐かしい名画を思い出して元気だったあのころの街に近づけたい」と話す。
このほか、仲見世商店街はチャンバラビデオの上映、駅前名店街は宝塚歌劇団の古いアルバムの展示、大手町商店街は30年代の駄菓子屋を再現するなどのイベントが目白押し。問い合わせは市商工振興課商業係(055・934・4748)。【渡辺明博】
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- 2006/01/24(火) 13:24:47|
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