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あきんどブログ記

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まちづくりの行方・下

「まちづくりの行方」下・「市街地分断」
面的整備で再生狙う市
JR東海道線と御殿場線が南北に市街地を分断する沼津市。歩行者が沼津駅か駅近くで南北に抜けるには駅入場券(百四十円)を購入し駅構内を通るか、二カ所のアンダーパス(地下道路)を利用するしかない。
駅前の沼津大手町商店街振興組合の松田和孝理事長は「街が南北に分断されてにぎわい創出ができず、都市の魅力が低下している。せめて人.が自由に行き来できる通路だけでも早く欲しい」と訴える。
人の往来だけではない。車の通行も不便で、通称「三つ目ガード」周辺は朝夕を中心に渋滞する。駅周辺総合整備事業区間には現在十三カ所の踏切があるが、一日平均六時間遮断され、朝夕は混雑する。八月上旬、同市内で開かれた「高架を実現する市民の会」総決起大会に出席した石川嘉延知事も渋滞のひどさを指摘し「駅周辺がこのままでは将来の発展や活性化はおぼつかない」と強調した。
「昭和四十年代からの悲願」(斎藤衛市長)といわれた駅周辺総合整備の推進に同市がかじを切ったのは昭和六十三年。国鉄民営化で事業が進めやすくなったことから、土地区画整理などを加えた面的整備で、新しいまちづくりを進めるのが狙いだった。
最初は地下駅や橋上駅も選択肢だったが「地下駅では高架以上に費用がかかり、橋上駅では交通渋滞.解消にはつながらない」(市沼津駅周辺整備事務局)と絞られた。
鉄道高架で南北一体化や中心部での新たな土地創出に加え、面的整備に伴う道路網整備や防災機能強化、ユニバーサルデザイン導入など市街地再生メニューが並ぶ。施工主体の県も「県東部の拠点都市として都市機能向上は不可欠」(街路整備室)と事業の必要性を強調する。総事業費約千七百四十億円のうち、市負担は約六百二十五億円。市財政課は「基金もあり、健全な財政運営に努める」とする。しかし、鉄道高架完成は平成三十二年度の見込み。関連事業によっては完了はそれ以後になる。
住民投票の会は「市の財政は厳しいし、中心市街地活性化も疑問。市西部の冠水対策や道路網整備など市には課題が山積している。取り組む順序が違うのではないか」と批判する。将来を考え、沼津のまちづくりに対する積極的な判断と行動が市民に求められている。
(この連載は東部総局・杉山一彦、築地茂、関本豪が担当しました)(静新10月30日朝刊)
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  1. 2005/10/30(日) 10:02:44|
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