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あきんどブログ記

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昭和

「大自在」(静新10月24日朝刊)
酉岸良平(さいがんりようへい)さんの漫画「三丁目の夕日」(小学館)が映画化された。「昭和三十年代ー。あの頃ぜいたくは、今のように贅沢はできなかったけれど、人々の間には温かな触れ合いがあった。今も目を閉じよみがえれば、あざやかに甦る、懐かしい思い出の町……。ここは夕日町三丁目」
▼コミック本には、こんな注釈と登場人物の人名録が付き、市井に暮らす人々の心温まるエピソードがつづられる。舞台は東京の下町。自転車は高根の花で、風呂は銭湯、子供の野球は三角ベースだ。静岡と表示のある茶箱はれっきとした衣類入れ▼映画化にあたって山崎貴監督は、まだどこかに残っていそうな昭和の風景を求めて各地に出向いたが、見つからなかった。ミニチュアで当時の大通りや建物を造り、コンピューターに取り込んでCGと組み合わせるなど手間をかけ、セットも使った▼手が届きそうな時代なのに、再現が困難になっている。生活のにおいも子供の甲高い声も響いてこない。中心商店街からは老舗が消え、全国展開のチェーン店が空白を埋めていく。郊外のスーパーや大型専門店との競争に勝てなかったからだ▼危機感を募らせた福島県は、都道府県では初めて中心市街地の空洞化対策として大型商業施設の郊外出店規制に乗り出した。条例は立地の際に事前の届け出と説明会開催を義務付け、調整を強める。業界の反発をはじめ賛否はあるが、静岡、浜松、沼津など県内の核都市も同じ悩みを抱える▼「三丁目の夕日」は今も連載が続くロングセラーコミック。三十年代は貧しかったが希望があった。入々は優しかった。少子高齢化が進み、人口減が現実化する。温かさを取り戻す街づくりを目指したい。
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  1. 2005/10/23(日) 12:52:53|
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