伊豆箱根鉄道 西武沼津閉店で減損計上
運輸事業が回復、利益増
伊豆箱根鉄道(三島市)が14日発表した2013年3月期連結決算は、売上高123億100万円(前期比2・4%増)、経常利益は8億2700万円(前期は1億1千万円の赤字)となった。1月末で閉店した西武沼本館を減損損失として計上したため、純損益は5億9千万円の赤字(前期は5億5千万円の赤字)となった。
東日本大震災後に悪化した鉄道、バスの運輸事業が回復し、利益を押し上げた。タクシー事業は法人利用、夜間利用が減少し、損失を出した。経費削減など事業効率化も経常利益の増加に貢献した。
14年3月期は、西武沼津店の収益がなくなることや円安による燃料費高騰を見込み、売上高122億2千万円、経常利益I億I千万円と抑えめに見通し、純利益は6千万円とした。
《静新平成25年5月15日(水)朝刊》
スポンサーサイト
- 2013/05/15(水) 09:55:47|
- 情報
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0