沼津駅早期高架化を
市民の会、知事に要望書提出
沼津駅の高架化を実現する市民の会(会長・市川厚沼津商工会議所会頭)は29日、県庁を訪れ、鉄道高架事業の早期実現を求める要望書を川勝平太知事に提出した。
要望書は、同事業が「県東部の中核都市として発展するために必要不可欠」と実現を求めている。同駅北口に建設中の総合コンベンション施設「プラサヴェルデ」の利便性を高めるためにも、駅の南北を一体化させる高架化の必要性を強調している。
市川会長は事業を進める上で「(貨物駅移転先の)原地区の住民の考えにも耳を傾け、沼津全体のまちづくりを一緒に考えていきたい」と話した。
川勝知事も高架化の有効性に理解を示し、住民同士で議論を徹底することを重要視した。
ただ貨物駅の移転先についで「どうして
も原地区でないといけないのか、その理由は何か、JR貨物の都合だけで市民が対立するのは非生産的だ」と述べ、富玉市内の工場跡地などの代替用地も含めて検討したい考えを示した。
《静新平成25年1月30日(水)朝刊》
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- 2013/01/30(水) 06:08:44|
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