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あきんどブログ記

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沼津駅鉄道高架PI委員会が初会合

 沼津駅鉄道高架PI委員会が初会合
県、検討6項目を提示
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 貨物駅の移転が行き詰まり、事業実施が見通せないJR沼津駅周辺鉄道高架問題で、県が導入した「パブリック・インボルブメント」(PI)に伴うPI委員会の初会合が23日、県庁で開かれた。
市民と行政の合意形成を目指すPI。県は検討テーマ案として6項目を提示し、委員が意見を交わした。貨物駅移転予定地(沼津市原地区)の一部地権者が強く反対する中、県はPIを切り札に事業の停滞打破を図る。
 川勝平太知事はあいさつで、高架事業の必要性を強調する一方、反対地権者の土地を強制収用する考えはないことをあらためて明言。PI委が策定する実施計画の手続きに従い、「いたずらに時間を延ばすことなく問題を解決する」と述べた。
 PI委は公共政策を専門とする大学教授や弁護士など6人で構成。委員長には石田東生・筑波大システム情報工学研究科教授が就いた。石田委員長が「議論のフレーム(枠組み)をどう設定していくかが重要」と強調し、協議に入った。
 六つの検討テーマ案は「PIで最終的に方向付けをすべき事項」の位置付けで、「貨物駅移転の有無」など高架事業の在り方を問うものから、「高架本体工事のスケジュール」など実施を前提とするものまでさまざま。委員からは「県から結論を出す期限を示してもらった上で、その期間の中でできるPIの形を考える必要がある」などの意見が出た。
 PI委は、▽考え得る案を予断なく検討する▽オープンな形で市民との対話をする▽公正・公平に進めるーとの原則を確認。手続きのルールなどを定めた「実施計画」を年度内に策定し、市民と行政の協議はこの実施計画に基づいて来年度から開始する。
【県が示したPIでの検討テーマ案】
(▽広域レベルのテーマ・貨物駅移転の有無・高架本体工事のスケジユール等・沼津駅周辺の開発の計画内容や事業スケジュール・待避機能(待避線)の確保▽地域レベルのテーマ・貨物駅の移転先とまちづくり・貨物駅移転先の拠点形成)

 議論の範囲が課題
 委員長認識示す 代替案の在り方焦点に
 鉄道高架事業の切り札に据えた「合意形成」に向け、動き出したPI委員会。委員長に就任した石田東生筑波大教授は「そもそも論」と前置きした上で、「高架(事業)をやらないのは代替案に入るのか。沼津駅周辺の区画整理などは相当進み、ゼロにすることはできない」と述べ、議論の範囲をどう設定すべきかが課題になるとの認識を示した。
 2時間半にわたる議論では、市民を交えた今後の協議で比較対象として示す方針の「代替案」の在り方が焦点となった。
 石田委員長は終了後、記者団に「ゼロ代替案(事業廃止)も入れる柔軟さがポイント」と述べ、参加者にとっての議論対象の幅をできるだけ広げておくことの重要性を強調した。
 県側が検討テーマに示した6項目は、傍聴者の評価が割れた。
 反対派の市民は「充実していた。積極的に意見を聞く姿勢を感じた」と好意的。一方、賛成の立場で来場した男性は「『原地区に貨物駅』を前提とした議論であればきちんと話をしたい。高架を前提に関連事業が進む今、高架する、しないを議論すること自体、疑問が残る」と率直な感想を話した。
(静新平成23年11月24日朝刊)
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  1. 2011/11/24(木) 10:56:44|
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