「第5回昭和モダンシネマと商店街」記事
5日、上本通り昭和モダン・シネマ
男はつらいよ奮闘篇を上映

上本通り商店街振興組合は、「第5回昭和モダン・シネマと商店街」(遠藤忠男実行委員長)を五日午後一時から大手町の沼津信用金庫本店四階大ホールで開き、一九七一年、山田洋次監督作品「男はつらいよ奮闘篇」を上映する。ロケ地は沼津と越後広瀬(新潟県魚沼市)、青森県鯵ケ沢。
あてもなく旅を続ける車寅次郎(渥美清)は津軽訛りの少女花子(榊原るみ)と沼津で知り会い、花子が普通の女の子より、ややハンディがあることに気付く。放っておけなくなった寅次郎は別れ際、「かつしか、しばまた」「とらや」と書いたメモを渡す。花子は寅次郎に好意を抱くようになる。寅次郎が初めてマドンナから心を打ち明けられた画期的な作品。
全国各地で地域活性化のため映画ロケ誘致を進めている市町村が目立っているが、シネマの街上本通り名画上映会として今回、四十年近く前に沼津駅周辺でロケが行われたシリーズ第七作を上映することになった。
この映画はシリーズ初期を代表する秀作と言われ、同時開催のぬましんストリートギャラリー名画ポスター展では「男はつらいよ」シリーズ十八点など戦後映画を代表する作品を展示している。
入場無料だが入場券が必要で、上本通り商店街のカワグチ時計店、沼津信用金庫各店の窓口で配布している。
問い合わせはカワグチ時計店(電話九六二の三三八六)。
(沼朝平成21年12月3日(木)号)
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- 2009/12/03(木) 18:37:30|
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