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あきんどブログ記

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中心市街地の起爆剤に

「社説」(静新平成19年7月27日(金)朝刊)
「大丸浜松出店」中心街再生の起爆剤に
浜松市中心部の松菱百貨店跡地への大手百貨店「大丸」出店が地元側と基本合意した。売り場面積は県内最大規模の約三万四千平方㍍で、二〇一〇年十一月開店を目指す。
待望の有力百貨店進出は、空洞化する市中心市街地の活性化起爆剤となる。まちの再生に大いに活用したい。市は出店合意を受け、国に中心市街地活性化基本計画を提出し、市街地整備の支援措置を求めていく。しかし、ザザシティ浜松中央館再開発組合の残債など懸案事項は残ったままで、真の再生を果たすには、市や関係者らの対応が急務だ。
百貨店業界は人口減による市場縮小など、厳しい経営環境にあり、老舗の三越と伊勢丹が経営統合を視野に資本提携交渉に入った。松坂屋と経営統合した大丸も九月に新持ち株会社を設立し、経営拡大を狙う。
大丸は浜松商圏を湖西市から掛川市まで約百三十万人とみる。だが、浜松市は松菱の破たん後、イオンの大型二店舗、西友のショッピングセンターと郊外に大規模店が次々開業し、商業拠点はJR浜松駅前から分散している。
市は改正都市計画法での大型店郊外出店規制をより厳しくした「商業集積ガイドライン」策定で対応しようとしているが、「手遅れ状態」との指摘もある。
今年一月、イトーヨーカドー浜松駅前店が閉店するなど、中心市街地の地盤沈下は続く。大丸が駅前周辺に買い物客を呼び戻すためには練りに練った戦略が必要だ。
大丸によると、浜松市の小売り売り上げに占める百貨店シェアは全国の主要都市の中でも低く、「浜松は百貨店余力がある」と強調する。札幌などで培った地元の生活や文化に溶け込んだ独自の店づくりが浜松でも展開できるかどうかが、浜松の潜在能力を引き出すかぎとなる。ライバルの遠鉄百貨店との競争をまち全体の集客に結びつける工夫もほしい。せっかくの大手百貨店進出効果も、中心地全体に広げないと意味がない。ザザ中央館の債権処理や第三セクター複合ビル「フォルテ」の売却問題など、市が絡む複雑な権利調整を市と関係者らがどう解決していくか、注目したい。
駅東地区でマンションやオフィスビル建設が進み、居住、就業者が増えている。市は居住者らの住環境を整えるとともに、買い物客の回遊性を高める方策も展開すべきだ。民間と協力して活性化の全体ビジョンを描き、買い物客の駐車場対策、歩いて楽しめるモールづくりなどの整備も求めたい。
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  1. 2007/07/27(金) 11:40:05|
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