取引少なく停滞感・沼津(静新平成19年3月23日(金)朝刊)
商業地は平均で2・1%下がった。一九九二年から十六年連続の下落。下げ幅こそ縮小傾向にあるが、空き店舗の増加など中心部をめぐる環境は依然厳しい。地元業者は「取引事例も少なく、良くなっている実感がない」と漏らす。駅前再開発ビルのオープンが来年春に迫るが、波及効果には慎重な声が目立つ。
住宅地は平均2・0%下落。首都圏や静岡市の地価が上昇する中、「売り手には『持っていればそろそろ上がる』との感覚が強く、実際に物件が出ていない」(業者)。
実売価格は三枚橋日ノ出町で十三万円台など、全市的に公示価格とほぼ同等。JR沼津駅から国道1号バイパスまでの間など、利便性の良い地域で引き合いがある。
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- 2007/03/23(金) 17:55:39|
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