沼津・国道246号交差点・立体化ヤマ場
十一月の技能五輪国際大会に向けて、沼津市の競技会場周辺の道路整備が進んでいる。三十日夜から三十一日朝にかけて、国道246号・沼津インター南交差点で、大掛かりな跨道(こどう)橋架設工事が実施された。
跨道橋は全長六十八㍍、幅九㍍。国道246号が東名沼津インターから南に延びる「ぐるめ街道」と合流する交差点で二〇〇五年秋に始まった立体化工事は、ヤマ場を迎えた。
周辺の道路は一時、通行止め。その間、大型クレーンが国道の真上を通る二十五㍍分、百二十㌧の橋体の一部をつり上げ、道路脇からゆっくりと移動。作業員が声を掛け合いながら、架橋工事を慎重に進めた。
国土交通省沼津河川国道事務所御殿場国道出張所によると、三月末までに跨道橋の溶接や塗装も終了する。八月には沼津市が整備を進める都市計画道路も完成し、国道246号から国道71号を結ぶ新ルートが生まれる。技能五輪国際大会の期間中は、来場者の輸送ルートの一つとなる。同交差点の立体化で、慢性的な渋滞の解消も期待されている。(静新07年02月01日朝刊)
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- 2007/02/01(木) 21:05:27|
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