沼津・鶏林食品
地域密着事業展開を強化
焼き肉のたれ手掛け50年

焼き肉のたれを製造・販売する鶏林食品(沼津市、岩本一光代表)は、たれの製造を始めて半世紀、地域に密着した事業展開を強化する。地元イベントへの協賛を通じ、沼津生まれの商品をアピールしていく。
同社は1956年に東京・銀座で焼き肉店を開業し、その後に沼津市内に移った。顧客から焼き肉のたれを求められる声が増えたことを受け64~65年にかけて商品化。66年に鶏林食品を設立した。商品は開業当時から素材や調合などのレシピは変えず、直火釜で作り上げている。岩本社長は「焼き肉のたれにも地域独特の味がある。静岡の味として認識してもらう機会にしたい」と話している。
節目を記念してロゴマークやのぼり旗も作り、販売促進に活用する。キャンペーンとして来年8月まで、県東部を中心に開かれる自治会や商店街、企業などのイベントで、たれを使ったメニューで模擬店を設ける場合は無料で提供する。問い合わせは同社〈電055(924)2912〉へ。
(静新平成26年8月8日朝刊)
スポンサーサイト
- 2014/08/08(金) 11:19:36|
- 情報
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0