沼津の「バンデロール」ヨッヘンさん招待
日本人好みに工夫も
ベーカリーチェーンの「バンデロール」(沼津市)は日本でのドイッ年を記念して、ドイッ人パンマイスター(職人)のキューン・ヨッヘンさん(三八)を招き二十八日、同市のベーカリーレストラン「サンドリアン」でドイッパンの実演販売を行った。実演販売は二十九日も行われる。
サッカーワールドカップが開催される年でもあり、ドイッへの関心は高まっている。「職人技のパンと言われるドイツのパンを紹介し、販売するいいチャンス」とバンデロール取締役最高技術責任者の露木敏広さん。
実演販売には商品開発に携わる社員も参加し、職人技に見入った。二十年以上の職人経験を持つヨッヘンさんは、「次の世代に技術を伝えるのが役目」とレシピや技、アイデアを惜しみなく披露した。
店頭には約十五種類のドイッパンが並んだ。日本でもおなじみの「プレッツェル」をはじめ、マッシュポテト入りのライ麦パン「カルトフェルブロート」、ドライトマトの酸味が効いた「トマートンチャーバタ」、富める人から貧しい人に振る舞われる伝統のパン「ゼーレン」などー日本人の好みに合うよう味付けや形に工夫も加えられた。(静新4月29日朝刊)
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- 2006/04/29(土) 10:41:23|
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沼津技術専門校が起工 技能五輪会場に移転
沼津市大岡の技能五輪国際大会会場予定地に移転する県立沼津技術専門校の建設工事安全祈願祭が12日、現地で開かれた。平成19年11月の同大会で競技会場などとして利用した後、20年4月に開校する。
石川嘉延知事や斎藤衛市長ら関係者約70人が出席し、工事の無事を祈った。石川知事は「技能五輪の成功に役立て、開校後は東部地域での技能伝承の拠点としていきたい」とあいさつした。
約1万7800平方メートルの敷地に、鉄骨2階建ての本館棟や実習棟、鉄骨平屋建ての講堂兼技能検定棟などを建設する。本年度予算は19億円。昭和44年に開校した現在の同校(同市東椎路)の老朽化や、訓練の多様化で施設が手狭となっていることから移転を決めた。
建設用地は、3月末まで所有していた同市が大会に向けて造成。4月1日付で同市内3カ所の県有地と等価交換された。 (静新4月12日夕刊))
- 2006/04/12(水) 16:16:37|
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看護専門学校・沼津に開校・一期生、入学式で志新た沼津市立看護専門学校(小沢弘侑校長)は十日、同市大諏訪の同校で開校式と第一期生の入学式を行った。初代入学生三十人が緊張した面持ちで式に臨み、看護専門職への志を新たにした。
開校にあたり、斎藤衛市長が「医療水準の向上を一つの大きな柱にしていきたいと考えている。しっかり学んで素晴らしい看護師になってください」とあいさつ。
小沢校長は「多様化した高齢化社会を迎え、思いやりのある感性豊かな看護師が必要。どこにも負けない看護師になってほしい」と式辞を述べた。
入学生を代表して同市岡宮の岩崎恭子さん(一八)が「一期生としての誇りと責任を持ち、信頼される看護師になることを誓います」と宣言した。
同校は、平成十六年度で同市立沼津高校衛生看護科専攻科が閉科されたのを受けて、新設された全日制三年課程の看護師養成学校で総定員は九十人。校舎は二月二十四日に完成した。(静新4月11日朝刊)
- 2006/04/11(火) 09:59:48|
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