JR沼津駅鉄道高架事業
貨物移転の用地取得81%
沼津市の大沼明穂市長は24日午前の定例会見で、JR沼津駅付近鉄道高架事業で貨物駅の移転先となっている同市原地区の用地取得率が鋭・1%と8割を超えたことを明らかにした。
地権者との用地交渉の結果、2017年度に入って新たに2件の地権者と売買契約を交わした。用地取得は16年9月以来。市沼津駅周辺整備部によると、2件の合計面積は約3200平万㍍。残り34件、約1万7600平方㍍の取得が必要。
県と市は2017年度末までの用地取得完了と18年度の工事着手を目指している。大沼市長は「強制収用」につながる土地収用法に基づく手続きについて「事業を進めるための手段と認識している」と可能性を否定せず「事業主体の県と協力し、引き続き地権者に理解を求めながら任意の取得に取り組む」と説明した。
【静新平成29年5月24日(水)夕刊】
- 2017/05/24(水) 18:19:52|
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